三ノ峰
1247M
君ヶ畑林道駐車地登山口7:10
T字尾根に登りつく(ブナの木あり)7:55〜
T字尾根の交点部(小休)8:25ー35
やせ尾根に入る8:43〜再び広い尾根9:12
最後の急登が始まる9:35〜
御池岳頂上台地到着9:55
最初の池10:07〜断崖の端10:17〜2番目の池10:19〜
3番目の池10:23〜
ボタンブチ(昼食)10:30ー50
丸山11:06〜奥の平11:20〜隣のピーク11:22〜
土倉岳へ下山開始12:00〜
土倉岳12:20〜
真の谷への分岐12:40−45〜鉄塔(小休)13:20ー25
ノタノ坂13:50〜14:05〜御池川林道14:20〜
君ヶ畑駐車地
登山口14:45
2009年10月  25日(日)
曇り
鈴鹿の原風景が広がるT字尾根
久しぶりの鈴鹿である。冬が来る前に、もうひとつ岐阜県の方の高い山を予定していたが、お天気が不安なので鈴鹿へ向うことにした。T字尾根なら、周回コースになるので、楽しめるのではないかと出かける。しかし、ここも初めてなので、地図読み必須である。下山時にT字尾根を使うと、迷い易いので、ここから登る事にする。もちろん、踏跡程度の道なので、慎重に、コンパスを確認しながら行く。思いのほか紅葉適期で、素晴らしい山行となった。最初の急登の後は、歩き易い道なので、カメラを肩から提げたまま歩いていたので、感激屋の私は、キレイ!!と思った瞬間には、すでにシャッターを押しているという状態で、撮影しすぎたようだ。やはり、鈴鹿はいい。日暮れの早いこの時期、早朝に取り付いたので、時間的にも余裕があり、御池岳の頂上台地の周遊もすることも出来た。これで、少し台地の概略がつかめたようだ。鈴北岳の西の端のほうは、まだ未知の世界であるが、東の方は、今年の初夏にも歩いているので、距離的な感覚もおおよそつかめた。歩いてみないと、いくら地図を眺めていても解らないのである。
                                               2010年 4月25日の記録
営林所の看板の向かい側が登山口 T字尾根の横棒の部分の尾根に出た所にあったブナ。私は、余り記憶にないが地図で確認していたKに聞くと、どうやらこの辺らしい。、
永源寺の奥の君ヶ畑の集落から御池川に沿う林道をひた走り、写真の標識の前にある、尾根に取り付く。薄い踏跡がある。はじめは、植林の中、伐採された枝が散乱する中を、尾根の中心を外れないように注意しながら行く。植林を抜ける頃に、ブナの木に出会うようになる。
登ったのはT字尾根の横棒の末端からではないので、途中で、T字尾根にのったのだが、そこの地点の記憶があまりない。気がつくと、左側は、植林で、右側は、自然林の気持ちの良い広い尾根を歩いていた。やがて、こんもりとした広場に出た。赤いテープがあり、木の下に”T字尾根”と書かれた小さなプレートがあった。ここがTの字の交点の位置にあたる。ルートに間違いがなさそうなので、安堵して小休をとり、巨峰を食べる。
気持ちの良い広い尾根
やせ尾根がはじまる。
尾根が広いので、安易に歩き出しそうになるが、ここは経験上油断は出来ない。広い尾根ほど注意が必要だ。左よりに行くと鞍部が見え、その先に尾根が続いているようだった。この辺は本当に鈴鹿の醍醐味を味わえる良い所だと思う。下草のない、敷き詰められた落ち葉のカサカサとした感触を楽しみながら、ゆるい傾斜の中を行く。このまま、この素敵な空間を楽しみながら歩き続けることが出来るのかと思っていたが、そう甘くはなかった。やがて、想定していなかった、やせ尾根になり、所々、岩も混じるような尾根に変わる。やせ尾根には、シャクナゲが群生していて、すでに花芽をつけていた。
シャクナゲの多い尾根
この尾根が意外と長く、気が抜けない。すると、シャクナゲの間から、御池岳の断崖絶壁が見えた。白い岩に紅葉をあしらった、いい雰囲気だ。
やせ尾根が終わると、再び穏やかな広い尾根になる。すっきりした鈴鹿独特の佇まい。このあたりは、藤原岳の西尾根に似ているように思った。しかし西尾根には、ブナはあまり見られないので、やはり少し違うかも知れない。
存在感のあるブナの大木 先ほど見た、岩場が、角度を少し変えて、近づいてくる。
このあたりは本当に素晴らしい所で、紅葉も益々冴え、煌めく色の交錯する中、ボンヤリしてしまいそうになる。その中ひときわ存在感のある、目立つブナの大木があった。この尾根には、ブナの木が多い。一部のブナの木には、印のような鉈目が入れられていた。そして、栗の仲間の木も多くて、足元には、大きなドングリがたくさん落ちていた。ドングリも食べられたらなぁ〜と、二人とも食いしん坊である。そういえば、Kは、何か木の実を見つけると、すぐに口に含んでいる。酸っぱいとか、不味いとかいいながら、、。毒があったらどうすんねん?
あまり撮影に夢中なので、ついに、Kにカメラを取り上げられてしまう。で、よっこらしょと、私の重いお尻を撮影するKなのだ。さて、最後の登りにかかる。前方に岩が見えてくる。山行前、御池の台地に、最後に登り付く時、あの断崖絶壁の何処にルートがあるのか、少し不安だった。細い踏跡は、岩の間をぬうように、序々に左に巻いて、潅木が多く茂っている方へいき、木を掴んで登るように導いていた。Kがそちらへ行きながら、”結局、どこでもその辺登ったらええでぇ〜、同じとこにに出るし〜”と言うので、直登しだしたら、掴む木もあまりなくて、少しびびりながらなんとか這い上がる。Kの行ったルートの方が安全だったようだ。
御池岳の東南端に到着。 御池岳の東南端よりボタンブチ方面をバックに

マムシグサの実

イナカギク?シロヨメナ?
トリカブトの実(W氏に御教授。感謝!) 季節を間違えた?スミレさん
お昼には、まだ早いので、ボタンブチの方向に歩き出す。シャクナゲの間から大きく見えた岩壁の上にこれから行く。。
イチゴの仲間 マツカゼソウ 植林道の脇で見つけたリンドウ
最初に見た池(奥の池) 2番目に見た池?
3番目に見た池(幸助の池)。これが一番きれいだった。
御池岳の頂上台地は広い。適当に草を掻き分けて、歩き出すと、ドリーネのような陥没部分が見えたので、行ってみると、池があった。他にも、小さな陥没部があったが、水はなかった。Kは用心して余り近寄らない。
見えていた岩の端に立つ。右はT字尾根から御池へ登り付いたあたりを振り返って見る。近い場所に、3番目に見たきれいな池があった。幸助の池と思われる。
池を見てから、再び岩壁の端にたつと、マユミの木が、ピンクの実を一杯つけていた。
 
マユミの見えたところから、少し歩いて、ボタンブチへ行く。風があって、少し寒かったが、展望がいいので、上着をはおりここで、食事をする。
天狗堂をバックにT字尾根全景
上記の写真の右側に続く展望
食後、天狗の鼻に寄り、丸山へ登る。
そして丸山から、尾根伝いに奥の平に出て、その隣のピークを超える。
そこから下降して、ドリーネの横を通り、再び台地を横切り、T字尾根から登り付いた地点まで戻る。
T字尾根と似ているが、前方には土倉岳が見えている。
T字尾根から登り付いた地点と、土倉岳への下降地点は近い。土倉谷が見える所まで、東に寄り、尾根を見下ろす。この尾根は、土倉岳から一度登っている。その頃は、体力がなく歩けなくて、ここまで来るのがやっとだった。お昼を食べて引き返している。御池岳にも、詳しくなくて、方向もさっぱり解らず、道のない台地を歩くなど考えもしなかった。
土倉岳への下降地点から見た藤原岳から竜ヶ岳へ続く県境尾根。手前の紅葉した尾根を下る。
土倉岳への下りは見事な黄葉のトンネルの中を行く。シロモジの黄葉のようだ。
土倉岳山頂
土倉岳山頂からの下りも、それはもう言うことなしの見事な紅葉で、、、。まばゆいばかりである。
真の谷への分岐に着く 天狗堂も遠ざかる。
展望の開けた鉄塔にて、小休する。正面に伊勢谷が見え、その右の山は、銚子、静ヶ岳、竜ヶ岳と続いている。
珍しく赤い落ち葉だ。葉の形からウリハダカエデだろうか?
ノタノ坂に着く。少し手前に茨川へ下る道を分けている(左の写真)。道標はなくなっていたが、鉄塔巡視路に明記されていた。下山途中で、鉄塔巡視路への橋を左へ分けている。君ヶ畑へは、橋を渡らずに右に行く。
ノタノ坂からの下山で、最後に沢を渡ると、林道に飛び出す。
ここは、昔は茨川へ通じる峠道としての道の機能を果たしていた所だと思うが、今は、見る影もなく荒れ果てていた。15分程の下りにすぎないが、人の通過があまりないためか、道はやせ細り、かろうじて、鉄塔巡視路のため維持されているという感じである。この林道から、御池川沿いの林道に出て、車の所まで戻る。
御池川の清流 なぜこんな山奥に?と思われる君が畑の集落
林道で、見かけた植物
ベニバナボロギク はじめて見る赤い実。ハダカホオズキ
ヨウシュヤマゴボウの実
(W氏に御教授。感謝!)
ヤクシソウ ムラサキシキブ?